山﨑です。
ロープ高所作業特別教育講習会を28回(2017年5月現在)聞いている素人です。
講習会を聞いていて気になったこと、気づいたことなど、書きます。
皆さんは、リコール情報をこまめに確認していますでしょうか?
何年か前、ロープ高所作業講習会を開催する事になったときのことです。
初めてロープ高所作業の機材を見せてもらった素人の山﨑。
講師の小倉が装備を着た状態で、ひとつひとつの機材の説明してくれました。
「(早口で)これは○○・登る道具、
これは△△・登る道具、
これも登る、
これは降りる、
これは降りるけど登る事もできて、
それからこれは・・・」
??!!
軽いパニック状態になりました。
(ロープで登り降りするだけなのに道具多すぎ!)
(どれも名前が横文字だし、なんだか似ていてわかりにくい!)
(道具が増えたら複雑になって、かえって混乱して危険なんじゃないの?)
テキストを何度も読み返し、講義も実技も何度も立ち会った今では、もちろん名前がわからないなんて事はありませんし、むしろ、ロープだけで自分の命を支えているのだから2重、3重、それ以上の安全対策するのは当然だなと感じるようになりました。
自分の命を預ける道具を知ることは大事です。
講師はいつもこう言っています。
「機材の取扱説明書を読みましょう!」
「リコール情報をチェックしましょう!」
今日は、私が実際に行っているリコール情報の確認方法をシェアさせていただきたいと思います。
ロープ高所作業に携わるアナタ自身の身を守るための一助になれば幸いです。
山﨑が実際に行っているリコール情報の確認方法
なんといっても、コレ。
メーカーや販売元のホームページにリコール情報が載っています。
が、消費者庁で作成しているリコール情報サイトは、検索機能もついていて便利です。
食品・化粧品・電化製品・安全保護具など、ロープ関連以外の商品もたくさん掲載されています。
山﨑はこのサイトのメール配信サービスを利用しています。
土日祝日を除き、毎日最新のリコール情報がメールで届くので、さらっとチェックしています。
ほとんどがロープと関係ない商品についてのものですが、普段の生活で使うものの情報が多いので見ておいて損はないと思います。
※通常のリコール情報の他、高齢者向け・子供向け商品を選択し、メール配信登録できます。
写真出典元:消費者庁リコール情報サイト
ただし、全てのメーカー・商品についての情報が出ているわけではありません。
メーカーホームページなども併せて確認すると良いと思います。
このサイトで掲載している情報元は主に以下の3つだそうです。
(1) 国の行政機関が公表している情報
(2) 地方自治体あるいは事業者などから、消費者庁に報告・連絡のあった情報
(3) 行政機関の公表に寄らず、事業者から直接寄せられたもの。
まとめ
参考になりましたでしょうか?
ちょっとした情報確認が身を守る、そんなふうに思っていただければ幸いです。
次回は、実際のリコール情報を紹介したいと思います。
ありがとうございました。